久しぶりに新潟への旅です。再訪の2つの宿を訪れました。
まずは、新潟市郊外にある岩室温泉「著莪の里ゆめや」です。2000坪の敷地にわずか10室というこぢんまりとした宿。30年以上前に、小ぢんまり宿として、ゆったりとした部屋やつくり、おいしい料理をいただいてくつろぐげる旅館のさきがけだと思います。その後全国でどんどんできてきましたが、いまだにゆめやさんのコンセプトは、ゆったりとくつろぎたい人々が求める宿として通じるものがあり素晴らしいと思います。ミシュラン新潟特別編2020で掲載されました。(前回のブログ紹介は
こちら)
雪国に向かうため、フル装備!靴も買っちゃいました。
雪道、吹雪、雪景色を通り過ぎていくと、現地はほとんど雪のないところでした。新潟市は新潟県でも特に雪の少ないエリアなんだそうです。山々の雪もまばらで、真っ白な雪山というのがほとんどありません。
お宿の入り口から、風格を感じます。
玄関で靴を脱ぐと、中は畳やじゅうたんが敷きつめられており、スリッパなしで歩くスタイルにしています。
全体の館内図です。ゆとりある配置がわかります。
実はこれ以外に離れの建物もあるんですよ。一度泊まってみたいなと、あこがれなんですが^^。
今回のお部屋は「早蕨」、露天風呂付で和室12畳+8畳+談話室8畳+支度部屋+広縁4畳ととても広くてゆったりしています。座卓がテーブルと椅子に変わっており、座りやすくてありがたいです。
この部屋の一番すばらしいのは、談話室エリアです。お部屋の角に位置してガラス戸が明るく、椅子も座りやすいものです。その横にあるソファも外を眺めるにはいいスペースです。ここで過ごす時間が一番長くなりました。
ベッドルームは独立しており、ゆっくり休めます。
水屋にはポットやお茶碗、急須などがセットされており、冷蔵庫にはおもてなしのスィーツもはいっていました。
お支度部屋には三面鏡、浴衣がセットされています。心遣いの胃薬や痛み止め、ばんそうこうなどを忍ばせています。お休みの支度に、浴衣を追加でいれてくださいますが、折り鶴がついてちょっとほっこり。鍵はなくさないように小袋につながっているのはうれしいですね。もちろん鍵はふたつなので、大浴場に行くときにそれぞれが持っていけます。
水回りは、ベイシンが明るくて機能的です。ダブルシンクにしてほしい、と言いたいところですが、周りがゆったりしている方が私たちは使いやすいですね。
トイレは昭和の日本家屋、男性用もありますよ。男性はこちらの方が利用しやすいでしょうね。
お風呂は露天風呂と檜の内風呂と二つあります。
周りが囲われた場所なので眺めはのぞめませんが、意外に湯舟も大きく、源泉かけ流しながら温度調節もできるように工夫されています。
お部屋から庭にもでられ、ちょっとした離れ風なつくりがゆとりを感じさせますね。
お庭にうっすらと雪が積もる姿を見ることができました。
次回はお食事の紹介です。