京都の春2021の紹介、ザ・ミツイ京都に泊まって、夕食は「大市(だいいち)」に出かけました。
かの有名な老舗京都すっぽん料理のお店です。300年以上前からひたすらすっぽん・・・。
初トライ、いや~どんな店なのか、お味はどうなのか・・・なぞばかりでとにかく行くしかない!と。17:30と19:00の2回転、早い17:30のみ空きがあったので早速伺いました。
お店は上京区で二条城の北のほうです。
細い道をはいってひっそりとした店構えです。玄関まわりには、すっぽんのテイクアウト商品やかわいいオブジェなどがあります。
奥にとおされて、こちらのお部屋です。
お庭に面した和室、椅子テーブルしつらえです。足が楽でうれしい!かばーされている大市の布巾はひざ掛けに利用、お持ち帰りができます。
料理のおしながきはこちら。
はい、なにしろすっぽんしかありませんよ。先付も鍋もね。しいていえば、最後のお漬物とフルーツはすっぽんではないですね(笑)
先付です。すっぽんの煮物、ほろっとした味の良くしみた煮物です。
お酒のアテですね。いちおう日本酒とビール一本とりました。
そして次に出てきたのがもうすっぽん鍋!本チャンは二品目ですよ。
ぐつぐつに立った土鍋、熱々のままお姉さんが運んできます。手際よく混ぜながら、取り分けてくださいます。鍋の中にはすっぽんとその出汁だけです。いろんな部位を少しずつ、わーおいしい!すっぽんの直球がどんどんきますよ。出汁もおいしい、部位によって食感も違い、旨味が凝縮です。
勢いでどんどん食べちゃいました。は~、お疲れ様です。
このあとは、雑炊です。
鍋を引いて、奥の調理場で作ってきてくださいます。
これもすっぽんの出汁だけに卵をいれています。ネギとか具は何も入っていません。
これも旨味がすごい!シンプルです。最後におこげも平らげます。
最後にグレープフルーツでが食後のデザート。締めとなります。
は~、なかなか力がはいりました。
おいしいのは間違いないですが、お値段もそこそこいいです。
しかも変化球なしの一本勝負。好みがわかれるところですね。
たまにはこういうのも良いのではないでしょうか。
最後に派の部屋をちょこっと覗き、座卓タイプも結構あるなと。次の19時からのセッティングがもうできています。和のしつらえ、老舗の味、ごちそう様でした。
すっぽん料理「大市」でした。
いやいや、異世界でしたね。
さて次のお宿の紹介ですかな。